賃貸アパートを借りる前にそのメリットとデメリットを知っておきましょう。
まず賃貸アパートのメリットは借りる時には住宅購入と比べると初期費用があまりかからないことです。
普通一戸建て住宅やマンションを購入する場合には諸費用だけで200万円以上かかることがあります。
もし、住宅ローンを組むとすれば頭金で数百万円のお金を貯めておかなければなりません。
ですが、賃貸アパートは初期費用がせいぜい家賃の5ヶ月分程度になります。
住宅を購入するよりも遙かに手軽なのです。
一方デメリットについてはどうでしょうか。
まず、賃貸住宅は一戸建て住宅やマンションと違い、何年そこに住み続けても決して自分の物にはならないことです。
もし、アパートを1,2年程度で退去するとすればその感覚はあまりないかもしれませんが、10年以上そこに住み続けても結局は退去しなければならないことになり、喪失感は大きいのです。
家賃が10万円として1年間に支払う額は120万円ですが、これが10年になると1200万円になります。
20年住めば2400万円になるのに結局退去をしてしまえばその建物は自分の物にならないのです。
それだけお金がかかるなら一戸建てやマンションが買えます。
結婚して新居に移り住む予定の時に賃貸アパートを選ぶ人は多いですが、賃貸アパートの情報はどこで調べるべきでしょうか。
まず、不動産会社にも全国に展開している大手不動産と地元に密着している地元密着型の2種類があります。
それぞれどちらがいいかと言うことはありませんが、タイプによってその人の好みで選んで見ると良いでしょう。
まず、大手不動産会社のメリットは情報更新が早い点です。
規模が大きいことから情報のスピードも迅速なのが特徴です。
また、大手不動産の強みを活かして多くの物件を持っているのも特徴になります。
ただ、欠点は、人事異動があることです。
つまり、その支店にいる担当者もまだ1年ぐらいしか在住していないことが多く、その地元についての情報をあまり知らない可能性があります。
物件は案内することが出来ますが、その地域のことに疎いのが特徴です。
一方、地元密着型の不動産は小規模ですので、転勤などは滅多になく1つの支店に10年以上勤めている人や30年その地元一筋という人もいます。
その結果地元の賃貸アパートについて詳しい人が多いのです。
ただ、大手不動産業者ではありませんので、不動産の更新が遅いなどの問題点もあります。
Last update:2022/4/20